【菅総裁への手紙①】送付状

 

2021526

自由民主党

 総裁 義偉

福島 宏希

 

民間人空襲被害者等の救済に向けた法案の検討のお願い

 

拝啓 時下ますますご清祥の段、お慶び申し上げます。

 私は横浜市に住む39歳の者です。これまで、戦争体験の継承などの活動を行ってまいりました。昨年10月、民間人空襲被害者等の救済を目的とした超党派の議連(会長:河村健夫衆議院議員)で「特定戦災障害者等に対する特別給付金の支給等に関する法律案(仮称)要綱(案)」が取りまとめられたことはご存知のことと思います。議連に参加する全野党の党内手続きは終了し、与党の合意を待つのみとなって、半年近くが経とうとしています。

 戦争が終わり、もう76年も経ってしまいました。長い間筆舌に尽くしがたい苦しみを味わってきた空襲被害者の方たちは、この間ずっと「国から見捨てられた」という思いを抱いて過ごしてきました。被害者たちは多くが80歳を超え、年々数も減り、もう一刻の猶予もない状況です

 今こそ、日本という国が、国民を見捨てない国であるということを示す時です。二階幹事長も本法案に前向きであるにもかかわらず、自民党の党内手続きが進まない現状で、それを実現できるのは菅総裁しかいません

 日本が戦後目を背け続けてきた空襲被害者の声を、今こそ聴き、今国会で救済を実現してください。どうかよろしくお願い致します。

敬具

 

添付資料

 

1.空襲被害者の救済が今必要な理由

2.菅義偉自民党総裁へのメッセージ

3.(資料1202135日参議院予算委員会 舟山康江委員の質問に対する政府答弁(抜粋)

4.(資料22021524日毎日新聞報道

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